看護部
看護部の紹介
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療養病床とは?
長期にわたり療養を必要とする患者が入院するための病床。
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どんな患者さんが入院しているの?
急性期病院での治療を終えた後、すぐには在宅復帰ができない医療依存度の高い患者が入院しています。また、意思表示が困難な患者や認知症の患者も多くいます。その一方で、状態が安定した患者には、自宅や施設などへの在宅支援も実施しています。※緊急入院はありません。予定入院のみです。
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【主な看護業務】
気管切開や創傷管理・中心静脈栄養管理・末梢点滴管理・人工呼吸器管理等
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【看護補助者業務】
生活環境に関わる業務:病室環境の調整・シーツ交換等
診療に関わる周辺業務:物品の準備・片付け・補充等
日常生活に関わる業務:おむつ交換・入浴介助・食事介助等 -
施設概要
- 施設基準
- 療養病棟入院基本料1
- 看護配置
- 20:1(看護師14名、看護補助者15名)
- 病棟数
- 4病棟(各病棟:54床)計216床
- 看護方式
- 固定チームナーシング
タイムスケジュール
日勤
時間 | 業務内容 |
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8:35 | 情報収集・申し送り・カンファレンスなど |
9:05 | 排泄ケア・体位変換・入浴介助など | 10:00 | バイタルサイン測定 処置・看護ケア |
11:00 | 経腸栄養の実施・内服薬投与 | 11:30 | 昼食:食事介助・内服介助・口腔ケア | 13:00 | バイタルサイン測定(状態に応じて) 看護ケア・処置・入浴介助・清拭など |
15:30 | カンファレンス 排泄ケア・体位変換 |
16:00 | 経腸栄養の実施・内服薬投与 | 17:05 | 業務終了 |
夜勤(看護師2名+看護補助者2名)
時間 | 業務内容 |
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16:00 | 情報収集・申し送り バイタルサイン測定(状態に応じて) |
18:00 | 夕食:食事介助・内服介助・口腔ケア・排泄ケア・体位変換 | 21:00 | 眠前水・眠前薬投与 | 22:00 | 消灯・巡視 患者の状態に応じて以下を実施、バイタルサイン測定・看護ケアなど |
5:00 | 経腸栄養の実施・内服薬投与 | 6:00 | 採血など | 7:30 | 朝食:食事介助・内服介助・口腔ケア | 8:40 | 採血など | 9:30 | 業務終了 |
教育体制
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看護師
・きつこう会看護部ラダー
集合研修 / e-ラーニング受講 / ケースレポート / 看護研究など・医療安全研修・感染管理研修:各2回/年
・教育委員会主催の研修:随時
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看護補助者
・きつこう会ナースエイド研修:年3回
・第二病院ナースエイド研修:年4回
・医療安全研修・感染管理研修:各2回/年
・その他委員会主催の研修:随時
・TQM活動(各病棟単位)
「特定看護師」や「認定看護師」が活躍中!
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特定看護師
現在3名の特定行為研修修了者が、以下の特定行為区分で活動中です。
① 創傷管理関連 ② ろう孔管理関連③ 栄養・水分管理に係る薬剤投与関連
療養型病院には、特定看護師が活躍できる場があります。年に100件程の特定行為実績もあり、年々増加傾向にあります。
フォローアップ体制も充実しており、追加で区分取得も可能です。
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認知症看護認定看護師
当院は認知症患者、認知機能低下のある高齢者が約100名入院しています。
認知症ケアチームはケアラウンド、医師による薬物療法の検討、ケア介入の指導と相談、環境調整などを行っています。また身体行動制限の解除に向けた取り組みも行っています。
更には、「認知症サポーター養成講座」を開催し、認知症の理解を深めるための普及・啓蒙活動を行っています。
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摂食・嚥下障害看護認定看護師
食事は栄養を摂るだけでなく、楽しみであり、気分転換や生きがいとなったりします。
急性期では経口摂取が困難だった患者さんが、長期的に関わることで、経口摂取へと移行できる症例も増えています。
これからも患者さんの思いを支え、食事を楽しめるようにケアを行っていきたいと思います。